2012年3月12日月曜日

20120329@奈良県立大学

奈良県立大学・国立インドネシア教育大学「観光国際共同セミナー」開催のお知らせ

このたび、奈良県立大学地域創造学部(観光学科)と国立インドネシア教育大学社会科学教育学部(観光マーケティング・マネジメント計画学科)が、「地方食文化を生かした観光産業振興と地域」をテーマに、観光国際共同セミナーを開催することとなりました。セミナーの概要は以下のとおりです。興味のある方は奮ってご参加下さい。

■ 日時
2012年3月29日(木) 13:00~16:45

■ 場所
奈良県立大学 3号館2皆ホール
http://www.narapu.ac.jp/access.html
http://www.narapu.ac.jp/equip.html

■ 参加条件
一般参加自由、参加費無料、事前申し込み不要

■ 言語
日本語通訳有り

■ プログラム
13:00
開会

13:00-13:15
両者挨拶、主旨説明

研究発表:第1部
13:15-13:45
「インドネシアにおける文化観光による観光開発」
アグス・スドノ (国立インドネシア教育大学 ケイタリング産業経営講座長)

13:45-14:15
「食品を観光資源とするバスツアー -北海道におけるアルコール類試飲ツアーを事例として-」
小松原 尚 (奈良県立大学 地域創造学部 教授)

14:15-14:45
「西ジャワの経済に対する観光の貢献」
チャリア・ニンシー (国立インドネシア教育大学 ケイタリング産業経営講座 調査コーディネーター)

14:45-15:00
休憩

研究発表:第2部
15:00-15:30
「奈良の食文化を対象とした観光への取組み」
片上 敏喜 (奈良女子大学 社会連携センター 特任助教)

15:30-16:00
「伝統食-遺産としてのインドネシア料理」
ウオロ・プリアティニ (国立インドネシア教育大学 ケイタリング産業経営講座 学術コーディネーター)

16:00-16:30
意見交換、総括

16:30-16:45
発表証明書贈呈式、両者挨拶

16:45
閉会

■ 問い合わせ先
奈良県立大学
奈良市船橋町10番地
0742-22-4978
general@narapu.ac.jp

以上

2011年12月22日木曜日

20120218@國學院大學渋谷キャンパス

宗教とツーリズム研究会 第13回研究会

■ 日時
2012年2月18日(土)13~18時半


■ 場所
國學院大學渋谷キャンパス学術メディアセンター棟5階・会議室06
http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access.html


■ 報告1
「死者が目的地を作る:「京都怪談夜バス」におけるモノのエージェンシーと心霊スポットの関係性をめぐって」

アンドレア・ディ・アントーニ 氏(日本学術振興会外国人特別研究員(京都大学人文科学研究所))

宗教とツーリズムの文脈においては「聖地」も含む目的地の「他者性」が注目されている。山中(2010)が提案する様に、様々なアクター達の間の相互作用による他者性の構築過程を検討することが重要である。また同様に「死・悲劇・災害に関する場所で見物する」と定義されている「ダークツーリズム」の研究文脈の中でも、「ダーク」な目的地が様々なアクター達の関係性の中で構築されることが指摘されている(Jamal and Lelo 2011)。このような問題意識の下、本発表では京都の「心霊スポット」を訪ねる「京都怪談夜バス」で2010~2011年に行った調査の際に収集したデータに基づき、死に関わる目的地としての心霊スポットに注目したい。ツーリスト、メーカー、そしてモノ(霊・墓地・池・本等)も含む様々なアクター間の相互作用によるエージェンシーのネットワークを検討し、目的地としての「心霊スポット」の構築過程を考察してみたい。


■ 報告2
「西部戦線戦跡ツアー:トレンチアート、墓地、記念碑の世界をめぐって」

田中雅一 氏(京都大学人文科学研究所)

本発表は、第一次世界大戦の激戦地で有名なベルギー西部のイープルを拠点とする西部戦線ツアーを扱う。第一次世界大戦で亡くなった多くのイギリス兵たちの遺体は、ひとりをのぞき本国に持ち帰ることが禁じられた。その結果、戦後多くのイギリス人遺族が西部戦線を訪れた。これがこの地の「ツアー」の始まりである。かつての戦場には手入れの行き届いた美しい墓地が点在し、激戦地には各国が競うようにして記念碑を建立する。西部戦線で遺族や観光客は何を見ているのか/見せられているのか。このような問いを通じて戦跡地の聖化やモノを通じての人々と戦跡地とのかかわりについて考えてみたい。


■ 報告3
「聖地はどのように観光地となるか:ブラジル世界救世教の聖地ガラピランガの場合」

松岡秀明 氏(淑徳大学)

聖地は、宗教的な権威や正統性が顕示されることが社会によって割り当てられた場所―フーコーの言葉を借りるなら「指定用地」(emplacement)― である。また、場合によっては宗教的実践を行なう指定用地でもある。一方、観光地は日常世界にまして美を鑑賞することが可能な指定用地である。本発表では、信者以外にも公開され近年エコツアーの対象ともなっているブラジル世界救世教の聖地ガラピランガの宗教的側面と観光地としての側面の関係を分析する。


■ その他
研究会終了後、渋谷駅周辺にて【懇親会】を予定。


■ 連絡先
okamoto@logos.tsukuba.ac.jp (岡本)

2011年12月9日金曜日

20120131@阪南大学淀屋橋サテライトキャンパス

日本観光研究学会 関西支部 第5回観光学研究部会


・日時
2012年1月31日(火)19:00~21:00

・場所
阪南大学淀屋橋サテライトキャンパス
〒541-0043
大阪府大阪市中央区高麗橋4-2-16
大阪朝日生命館6F

・講師
奈良県立大学 教授 遠藤英樹先生

・テーマ
「観光社会学の挑戦」

・参加費
無料

・参加申し込み
阪南大学 清水  shimizu@hannan-u.ac.jp

・申し込み締め切り
1月25日(水)

2011年10月5日水曜日

20111119@國學院大學

宗教とツーリズム研究会 第12回研究会

・日時
2011年11月19日(土)13時~18時
場所:國學院大學渋谷キャンパス学術メディアセンター棟5階・会議室06
(交通アクセス) http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access.html


・報告
【1】 神と共に歩く―台湾における媽祖進香とその展開―
鈴木洋平 氏(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)

台湾では、漢人社会に有名な媽祖を祀る廟が各地に見られ、生誕月とされる
旧暦三月には進香などと呼ばれる廟から廟への参拝が行われる。進香は日本
統治時代以前より見られ、政治的・社会的状況の中で変化を続け、近年ではラ
イブカメラ中継などの新技術も積極的に取り入れ、今なお十万人余りの参加者
を集めるものもある。本発表では台中県の鎮瀾宮による媽祖進香を事例に、現
代台湾社会における進香が持つ民俗学的課題を検討したい。


【2】 「森の僧院」の挑戦―ミャンマーにおける「聖地化」をめぐるダイナミズム―
   藏本龍介 氏(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)

1970年代以降、上座仏教徒社会では世俗から物理的に離れた場所で修行する
出家者が、それゆえに都市住民の人気の的となりヒト・モノ・カネを集積するという、
「聖人化」・「聖地化」と呼べるような現象が広くみられるようになった。その背景はな
にか。そして当事者である出家者はこうした「聖人化」・「聖地化」にどう対応している
のか。ミャンマー最大都市ヤンゴン郊外に建てられた「森の僧院」を事例として分析する。


【3】 亡命チベット人たちの“巡礼”―チベット高原とその外延をめぐって―
   別所裕介 氏(広島大学大学院国際協力研究科)

本発表では、前近代のチベット高原域における巡礼の無境界的な空間のひろがりを
踏まえたうえで、境界化された現在の中国領チベットを超出しようとする越境行為を、
①私的巡礼(日常と非日常)、②公的理由による巡礼(機構内巡礼)、③外延を超え
ていく巡礼(機構外巡礼)、という3つの仮説的移動様態の中に定位する。その上で、
③の越境行為が持つ現代的な意味を、前近代の「無境界空間」とのかかわりで捉え
ることを試みる。

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研究会終了後、渋谷駅周辺にて【懇親会】を予定しております。
是非、ご参加頂けますようお願い申し上げます。
ご不明な点などございましたら岡本(okamoto@logos.tsukuba.ac.jp)まで御連絡下さい。

2011年7月7日木曜日

20110723@奈良県立大学

第18回 観光と社会・文化の研究会

[日時]
2011年7月23日(土) 14:00~16:00

[場所]
奈良県立大学3号館1階会議室

[発表者]
奈良女子大学大学院人間文化研究科 博士研究員
鷲尾惟子(わしお ゆいこ)

[テーマ]
「新疆の観光事情と機能-民間芸能を主体とした同行ツアーの体験から-」

[概要]
 中国の新疆ウイグル自治区は、文化大革命、改革解放運動を経て、1980年代後半に外国人の入境が許可された地域である。
 同時期以降、シルクロード・ブームや、仏教遺跡発掘が本格化された事を契機に沙漠縦断ツアーや仏教遺跡観光を目的とした外国人観光客が増加し、1990年代には日本人観光客が最多となった。
 しかし、西部大開発や開発・発展の促進政策により、外国人観光客が関心とする観光地各所は、往来が便利となった反面、整備や近代化が成され、外国人観光者のニーズが遠ざか【以下、文字化け】
 さらに、2000年代に入り、当地は民族間の摩擦など不穏な状況が生じ、外国人観光客の数も激減した。この状況を補うため、当地の観光形態は次第にローカルな地域や小規模ながらも芸能や文化面を主体とした観光形態へと変化していく。しかし、こうした観光形態は当地域内で機能している都市と、未だ機能せずの都市に分かれている。
 本発表では、新しい観光形態の試みとして企画された同行ツアーにより、同行者となった発表者自らから見た、当地域の観光事情と形態の変化、日本人観光客のニーズと現地の観光政策とのギャップを、それぞれ旅行社・添乗員・参加者・現地ガイドのサイドを踏まえながら報告する。

[懇親会]
17~19時で近鉄奈良付近を予定しておりますので、ご都合がつきましたらぜひご参加ください。

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観光と社会・文化の研究会/事務局連絡先
kankou-shabunken@hotmail.co.jp
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2011年6月21日火曜日

20110716@國學院大學 渋谷キャンパス

宗教とツーリズム研究会 第11回研究会

【日時】
7月16日(土)13時30分~18時

【場所】
國學院大學渋谷キャンパス学術メディアセンター棟5階・会議室06
(交通アクセス) http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access.html

【発表題目・発表者】
(1)歓迎されざる「巡礼者」との共生:オルタナティヴ・スピリチュアリティの聖地、イギリスのグラストンベリーを事例として

河西瑛里子氏(日本学術振興会(国立民族学博物館))


(2)「聖地」構築を方向付ける力:インド「仏教聖地」における寺院管理を事例に

前島訓子氏(名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程)


※研究会終了後、「渋谷駅前」にて懇親会を予定。

【研究会blog】 http://d.hatena.ne.jp/religiontourism/
【問い合わせ先】religio.tourismo@gmail.com (岡本)

2011年2月28日月曜日

【中止になりました】20110319@國學院大學 渋谷キャンパス【中止になりました】

【中止になりました】

宗教とツーリズム研究会 第11回研究会

【日時】
2011年3月19日(土)13時30分~18時

【場所】
國學院大學渋谷キャンパス学術メディアセンター棟5階・会議室06
http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access.html

【発表題目・発表者】
1.仏教教団における四国遍路イメージ (仮)
―大正期真言宗機関紙『六大新報』を中心に―

栗田 英彦 氏(東北大学大学院文学研究科宗教学研究室)


2.死者消費 (仮)
―京都怪談夜バスにおける「他者性」の構築戦略と交渉プロセス―

アンドレア・デ・アントーニ 氏(京都大学人文科学研究所・外国人特別研究員)


研究会終了後、渋谷駅周辺にて懇親会を予定。

2011年2月22日火曜日

20110312@奈良県立大学

第17回 観光と社会・文化の研究会

・開催日
2011年3月12日(土)

・ 場所
奈良県立大学 3号館1階会議室

・スケジュール
14:00 報告① 「現代中国社会と観光」 
東 美晴(流通経済大学 社会学部国際観光学科 教授 )

15:30 休憩

15:40 報告② 「インドにおける観光政策と近年の観光動向-国内観光を中心として」
中谷哲弥(奈良県立大学 地域創造学部観光学科 教授)

17:10 総合討論

17:30 終了

18:00 懇親会

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観光と社会・文化の研究会
/事務局連絡先
630-8258 奈良市船橋町10
奈良県立大学内 堀野研究室気付
e-mail : kankou-shabunken@hotmail.co.jp
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2010年11月2日火曜日

20110122@奈良県立大学

遠藤英樹・堀野正人編集『観光社会学のアクチュアリティ』
出版記念シンポジウム


■ 日にち
2011年1月22日(土) 14:00 - 18:00


■ 場所
奈良県立大学 1号館2階 201教室
http://www.narapu.ac.jp/access.html
http://www.narapu.ac.jp/equip.html


■ プログラム

司会:鈴木 涼太郎 (相模女子大学)

14:00 - 14:15
出版に関する趣旨説明
遠藤 英樹 (編者・奈良県立大学)

14:15 - 15:00
書評
山中 弘 (筑波大学大学院)

15:00 - 15:15
休憩

15:15 - 18:00
パネルディスカッション
遠藤 英樹
山中 弘
堀野 正人 (編者・奈良県立大学)
須藤 廣 (北九州市立大学)


■ 備考
参加無料・事前申し込み不要
PDF版のプログラムはこちら


■ 主催
日本観光研究学会 研究分科会
「地域と観光の相互作用における表象・空間・経験の現代的位相」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~senjucl/representation_space_experience/index.html


■ 問い合わせ・連絡先
千住 一
senju@mtd.biglobe.ne.jp


■ 参考url
http://www.koyoshobo.co.jp/backnumber/detail.php?isbn=2187-7
http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/21041043.html

2010年10月4日月曜日

20101023@國學院大學

「宗教と社会」学会プロジェクト「宗教とツーリズム」研究会
http://d.hatena.ne.jp/religiontourism/

皆様

秋涼のみぎり、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
お陰様で本研究会もいよいよ10回目となります。
今回は、スペインとハワイという海外をフィールドにされるお二人にお願いすることとなりました。
ご出席のほど、何卒、よろしくお願い申し上げます。

【日時】
10月23日(土)13時30分~18時

【場所】
國學院大學渋谷キャンパス学術メディアセンター棟5階・会議室06
(交通アクセス) http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access.html

【発表題目・発表者】
1.言語の手前 信念の向こう
―カミーノ・デ・サンティアゴにおける身体のマテリアリティと『権力の諸関係』に関する試論―
土井 清美 氏(東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程)

2.日本人と「癒し」のハワイ
―ポストモダンのスピリチュアリティについての事例研究として―
竹村 初美 氏(中央大学・多摩大学 非常勤講師)


研究会終了後、「渋谷駅」周辺にて懇親会を予定しております。
お時間の許す方は、是非、ご参加頂けますようお願い申し上げます。


※事前申込みは不要です。当日会場にお越しください。
問い合わせ先: religio.tourismo@gmail.com

2010年9月13日月曜日

20100928@奈良県立大学

「観光と社会・文化の研究会」第15回研究発表会のお知らせ

ご無沙汰をしております。観光と社会・文化の研究会です。
記録的な猛暑が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、以下のように研究会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
事前の申し込みは不要です。久しぶりの開催ですが、皆様のご参加をお待ちしております。

・日時
2010年9月28日(火) 14:00~16:00

・場所
奈良県立大学3号館1階会議室(近鉄奈良駅下車徒歩12分、JR奈良駅下車徒歩10分)

・発表者
中村香子(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科研究員)

・論題
「マサイの戦士」の観光経験

・要旨
 天然資源にとぼしいケニア共和国では、観光業が国家経済を大きく支えている。
そして、広大なサバンナと豊かな野生動物、美しい海岸などの「大自然」となら
ぶ看板商品となっているのは「伝統的なアフリカの民族」として世界的に有名な
「マサイ」をめぐる民族文化観光である。特に、赤い布と派手なビーズ装飾品を
身にまとい、槍をもって高くジャンプする「マサイの戦士」たちは、エキゾチッ
クなものを求める外国人観光客を魅惑してやまない。ケニアにおいて「マサイ」
として観光業についている人びとは、実際にはマーサイ(Maasai)だけではなく、
サンブルやトゥルカナなど、ケニアの北部の乾燥地域で牧畜をいとなんできたさ
まざまな民族を含んでいる。本発表では、「マサイの戦士」として観光客にビー
ズの装身具を販売したり、民族ダンスのショーに出演するサンブルの未婚の青年
たちの経験に焦点を当てる。

 民族文化観光に関する従来の人類学的な研究では、カネをもち「見たいものだ
けを見る」観光客と、それを受け入れるしかない地元民のあいだには、権力の不
均衡が存在することが「観光のまなざし論」(Urry 1990)などによって指摘さ
れてきた。これに対して「文化の客体化論」(太田 1993)は、観光客の「まな
ざし」を意識して地元民がおこなう「演出」を自己の文化に対する誇りを構築す
る「主体的で創造的な営み」としてとらえ、権力構造を中和する可能性を指摘し
て注目された。さらに、ブルーナー(Bruner 2005)は、観光を境界域にある即
興演劇場と捉え、観光客と地元民の役割は所与のものではなく、両者のインタラ
クションをとおして生成され、意味づけられるとした。

 本発表では、サンブルの人びとと観光客とのあいだに観察された実際のインタラ
クションの事例を分析することをとおして、両者の役割がいかに生成され、意味
づけられているかについて考えてみたい。また、観光客とのインタラクションの
経験は地元民であるサンブルの人びとの文化的アイデンティティにいかに関与し
ているのだろうか。近年のサンブルの文化的実践(儀礼の執り行い方、装身具の
身に付け方など)におけるさまざまな変容、政治・経済学的な変容を併せて紹介
しながら考察する。なお、本発表には長年にわたり発表者の調査助手をつとめて
いるサンブルのレングリシアイ氏も同席予定である。

※研究発表会終了後、近鉄奈良駅付近で17時頃から2時間ほど、発表者を囲んで
懇親会を予定しています。こちらも事前の申し込みは不要ですので、どうぞお気
軽にご参加ください。

※事務局のメールアドレスを変更しました。ご連絡はこちらにお願いいたします。
kankou-shabunken@hotmail.co.jp

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観光と社会・文化の研究会
/事務局連絡先
630-8258 奈良市船橋町10
奈良県立大学内 堀野研究室気付
e-mail : kankou-shabunken@hotmail.co.jp
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2010年6月4日金曜日

20100616@神戸大学

神戸人類学研究会(旧社会人類学研究会)2010年度第三回研究会

下記のとおり開催します。
事前の予約は不要ですので、皆様、ふるってご参加下さい。

なお、当研究会は、神戸大学大学院国際文化学研究科の文化人類学コースとアジア・太平洋コースの合同で開催しています。今後ともよろしくお願い申し上げます。

◎当研究会のホームページアドレス
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/group/kobe-anthro/


日時:2010年6月16日(水曜日)17時~19時(予定)

場所:神戸大学 国際文化学研究科 E棟 4F学術交流ルーム

※徒歩:阪急「六甲」駅から約15~20分
バス:阪神「御影」駅、JR「六甲道」駅、阪急「六甲」駅より
神戸市バス16系統六甲ケーブル下行き乗車「神大国際文化学部前」下車

※アクセスマップ
http://www.kobe-u.ac.jp/info/access/rokko/kokusaibunka.htm#themap


報告者:窪田 幸子(神戸大学国際文化学部・教授)

タイトル:アボリジニ・アーティストの誕生

要旨:オーストラリアの先住民であるアボリジニの社会的経験は、20世紀に大きく変転した。1788年に始まったイギリスによる入植以来、アボリジニは社会の周縁部におかれ、その権利は、長く省みられることはなった。それが1960年代から、しだいに平等な扱いに変化し、オーストラリアの国民として措置がとられるようになってゆく。そのようなアボリジニのオーストラリア国家における位置の変化は、彼らの製作する美術工芸品についての評価と扱いの変化に象徴されているといえる。
 20世紀のはじめに、入植者たちによって「工芸品」として見出された彼らの絵画は、1960年代から1970年代に始まる政府の介入により、みやげ物として流通市場に乗ることになった。1980年代になると、オーストラリアが新しいアイデンティティを模索する中で、しだいに美術として、国家的アイデンティティの一部としてあつかわれるようになってゆく。そしてさらに、1990年代、アボリジニの作品は国際的な注目をあびるようになり、その値段は高騰し、一部のアボリジニは、国際的なアーティストとなった。つまり、アボリジニの絵画は、20世紀後半に大きく変転し、グローバル化したのだといえるだろう。しかし、実際にはアボリジニの絵画をめぐってどのようなことが起きてきたのであろうか。誰が、変化を推進したのであり、アボリジニはそれにどのように対応したのであろうか。

以上

2010年6月3日木曜日

20100619@日本大学三崎町キャンパス

1.第198回 月例研究会のお知らせ

 第198回の月例研究会では、白山映子さんが、明治初期に来日したレディ・トラベラー、マリアンヌ・ノースの回想録 Recollections of a Happy Life や彼女が描いた油絵に記録された当時の日本社会の姿と、レディ・トラベラーを生んだヴィクトリア朝の女性のあり方などを考察した成果を報告します。これまでまったく取り上げられてこなかったテーマですので、大変興味深い報告になると思います。

 メディア史研究会はまったく自由な研究会ですので、会員以外の方でも、もし報告内容にご関心があれば、どうぞ気楽にご参加下さい。

【第198回月例研究会】
主 題:「Marianne North の見た日本-回想録 Recollections of a Happy Life を素材として-」
発表者:白山映子(東京大学大学院教育学研究科学校教育高度化専攻博士課程)
日 時:2010年6月19日(土)14:00~
会 場:日本大学三崎町キャンパス 法学部6号館1階 第6会議室
    (6号館入口を入ってすぐ左手の会議室)

*HPの地図 http://www.law.nihon-u.ac.jp/access/index.html
 JR総武線・中央線「水道橋」駅下車 徒歩3~4分
 都営地下鉄三田線「水道橋」駅下車 徒歩3~4分
 都営地下鉄新宿線・三田線、東京メトロ半蔵門線「神保町」駅下車 徒歩5分

[報告の概要]
 明治初期に来日したレディ・トラベラーとしてはイザベラ・バードの知名度が高い。バードについては、Unbeaten Track in Japan をはじめとして翻訳及び研究書は蓄積されている。しかし、同時期に来日し見聞録を残しているマリアンヌ・ノースに関しては、井野瀬久美惠による『女たちの大英帝国』(講談社現代新書)及び『興亡の世界史』(第16巻、講談社)での指摘を除いては、管見の限りでは日本において系統的な研究はなされてこなかった。日本滞在中の記録や絵画などを素材として、ノースが目の当たりにした日本の姿、日本との関わりを考察することにしたい。マリアンヌ・ノースは、19世紀イギリス文化の重要な美術家のひとりとして100年以上にわたって高い評価を得てきた。ノースの回想録 Recollections of a Happy Life、Some Further Recollections of a Happy Life には彼女の生涯と旅先の記録が綴られている。ノースはイザベラ・バードと同様に、訪れた地域の建物、風景、とりわけ植物を油絵に託した。絵と自伝のどちらが欠けてもノース人生を語ることはできないと思われる。レディ・トラベラーを生んだ社会、ヴィクトリア朝の女性のあり方、理想像、チャールズ・ダーウィン、プラント・ハンターなどとの関連を含め、描いた絵についての考察も行いたい。

2010年4月8日木曜日

20100626@国立民族学博物館&20100623@国際文化会館

国際研究フォーラム 国立民族学博物館機関研究「マテリアリティの人間学」
主催:国立民族学博物館 国際文化会館

・日時
2010年6月26日(土)14:00~16:15

・場所
国立民族学博物館講堂

・その他
定員450名、申し込み先着順、無料

・使用言語
英語/日本語(同時通訳付き)

・講演
ジェイムズ・クリフォード(カリフォルニア大学サンタクルーズ校特任教授)
「文化遺産の返還とその後-アラスカ州コディアク島の仮面の返還をめぐって-」

・挨拶
須藤健一(国立民族学博物館長)

・司会
吉田憲司(国立民族学博物館文化資源センター教授)

・パネリスト
岸上伸啓(国立民族学博物館先端人類科学研究部教授)
太田好信(九州大学大学院比較社会文化研究院教授)

・プログラム
14:00-14:10 挨拶:須藤健一(国立民族学博物館長)
講師紹介
14:10-15:10 講演:ジェイムズ・クリフォード
15:10-15:20 休憩(質問用紙の回収)
15:20-16:15 パネル・ディススカッション

・レセプション
17:00-18:30 みんぱくレストラン
定員100名、申し込み先着順、会費:5000円

・申し込み方法
お名前、ご所属、連絡先(e-mail/Tel/Fax)、レセプション参加の有無を明記し、下記のいずれかの方法でお申し込みください。

E-mail: clifford.min@idc.minpaku.ac.jp
℡:06-6878-8235(国際協力係、International Corporation Unit)
Fax:06-6878-8479

ジェイムズ・クリフォード:
人類学の領域で自明とされてきたさまざまな概念や方法論を疑問視してきた文化批評家であり、「ポスト・モダン」の旗手として世界的に知られている。ハーバード大学にて博士号(Ph.D.)を取得(歴史学)し、1978年よりカリフォルニア大学サンタクルーズ校「意識の歴史プログラム(History of Consciousness)」における学際プログラムにて教鞭をとる。主著に『人類学の周縁から』 (2004)、『文化の窮状:二十世紀の民族誌、文学、芸術』(2003)、『ルーツ:20世紀後期の旅と翻訳』 (2002)、『文化を書く』(ジョージ・マーカス共編、1996)など。数多くの著書が外国語に翻訳され、芸術や文化研究などの幅広い分野で多大な知的影響を及ぼしている。


<関連企画>
アイハウス・アカデミー/牛場記念フェローシップ公開講演
講師:ジェイムズ・クリフォード James Clifford

複数の伝統的未来:グローバル化時代における先住民運動の新たな展開と歴史叙述をめぐる問い
Traditional Futures: New Indigenous Politics and the Question of Global History

・司会
太田好信(九州大学大学院比較社会文化研究院教授)

・日時
2010年6月23日(水)19:00 ~20:30

・場所
国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール

・会費
1,000円(学生:500円、国際文化会館会員:無料)

・用語
英語/日本語(同時通訳付き)

・お問い合わせ
財団法人 国際文化会館 企画部
〒106-0032 東京都港区六本木5-11-16 
Tel: 03-3470-3211
Fax: 03-3470-3170
E-mail: program@i-house.or.jp
http://www.i-house.or.jp/jp

2010年4月2日金曜日

20100523@國學院大學渋谷キャンパス

「宗教と社会」学会プロジェクト「宗教とツーリズム」第9回研究会

【日時】
2010年5月23日(日) 13:00~17:30

【場所】
國學院大學渋谷キャンパス学術メディアセンター棟5階会議室06
http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access.html

【発表題目・発表者】
1. イスラームとツーリズムをめぐる動向と革新
安田 慎氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

2. 軍政期日本統治下南洋群島における内地観光団と宗教関連施設
千住 一氏(立教大学 兼任講師)

なお研究会終了後、渋谷駅前にて懇親会を予定しております。
お時間の許す方は、ぜひご参加下さい。

連絡先
岡本 okamoto79@gmail.com

2010年3月8日月曜日

20100313@大阪大学

トランスナショナル時代における地中海と「境界」:人類学の視点から

・日時
2010年3月13日(土)13:30~17:30

・場所
大阪大学大学院人間科学研究科東館106教室
事前申し込み不要、使用言語:英語

・主催
大阪大学GCOEプログラム「コンフリクトの人文学国際教育研究拠点」

http://gcoe.hus.osaka-u.ac.jp/100313intlsympo2.pdf


・発表者(発表順)
鷹木恵子(桜美林大学)
「イスラームのエキュメニズムとトランスナショナルな動向:アラーウィー教団の平和構築ストラテジー」

A.リチャード・ノートン(ボストン大学)
「バーレーンにおける儀礼、アイデンティティ、トランスナショナリティ」

石原美奈子(南山大学)
「聖地において超えられる民族・宗教の境界:ファラカサ・コネクション」

藤原久仁子(大阪大学)
「トランスローカリティと聖性認識:オーストラリアにおけるマルタ写し霊場の展開から」

竹中宏子(早稲田大学)
「Hospitalerosの人類学:トランスナショナルな巡礼において構築されるホスピタリティ」

安田慎(京都大学)
「観光化による歴史の構築:シリア・シーア派参詣の変容」

出口雅敏(早稲田大学)
「国境と海を越えるフランスの民族学博物館:『民間伝承芸術博物館』から『ヨーロッパ・地中海文明博物館』へ 」


・シンポジウムの趣旨
トランスナショナリティ研究においてはこれまで、移民のアイデンティティや彼らが形成するトランス・ナショナルなネットワークに焦点が当てられてきました。これに対し本シンポジウムでは、そのような人々で構成されるトランスナショナル/ローカルな場の流動性に照準を移し、アイデンティティや帰属意識が生じる場について問い直すことを試みます。複数の「境界」が溶解する場における他者とのつながりのあり方や、コンフリクトの発生が前提として議論されがちなトランスナショナル/ローカルな場における人々の協働や状況転換のあり方、再編のプロセスについて、皆さまと幅広く議論したいと考えます。

2009年12月30日水曜日

20100123@立教大学 池袋キャンパス

経済産業省 平成21年度 産業技術人材育成事業 サービス分野
(観光地を革新する「観光地経営専門家」育成プログラム)シンポジウム
「イノベーションを担う観光地人材をどう育てるか」

http://www.rikkyo.ac.jp/events/2010/01/6356/


国内観光地が低迷する中、観光事業による地域活性化を導くには従来の施設競争型経営のスキルに特化した人材ではなく、地域の視点から組織的に観光地を革新する観光地経営のスキルを持つ「観光地経営専門家」の育成が必要であります。こうした認識のもと立教大学は長野大学(長野県上田市)、(株)ラック計画研究所とコンソーシアムを組み、平成20年と21年の2年間、経済産業省から「観光地を革新する観光地経営専門家育成プログラム」事業の委託を受けて本年6月から11月までの週末9回を使った実証授業と、12月5日に長野大学での一日授業を行って参りました。このシンポジウムはこうした2年間の取り組みを総括し、合わせて将来の方向性について検討するものです。


・日時
2010年1月23日(土)15:30~19:00(15:00開場)

・場所
立教大学 池袋キャンパス 7号館7101教室

・内容
1.挨拶 城福健陽氏(経済産業省商務情報局参事官)

2.挨拶 和田浩一氏(観光庁観光地域振興部観光資源課長)

3.経過報告 安島博幸(立教大学観光学部教授)

4.基調講演1
鶴田浩一郎氏(NPO法人ハットウ・オンパク代表理事)
「別府ハットウ・オンパクのイノベーション」

5.基調講演2
桑野和泉氏(由布院・玉の湯代表取締役社長)
「人材から見た由布院の観光まちづくり」

6.パネルディスカッション
パネリスト:和田浩一氏、鶴田浩一郎氏、桑野和泉氏、安島博幸
コーディネーター:清水愼一(立教大学観光学部教授)

・受講料
無料

・申込
参加希望の方は、下記の問合せ先までメールか電話でご連絡ください。

・主催
立教大学/長野大学/(株)ラック計画研究所によるコンソーシアム

・問合せ先
立教大学 観光研究所 サービス産業産学連携人材育成事業事務局
TEL:048-471-7460
service-jinzai@rikkyo.ac.jp

2009年12月18日金曜日

20100227@國學院大學渋谷キャンパス

「宗教と社会」学会プロジェクト「宗教とツーリズム」第8回研究会


【日時】
2010年2月27日(土)13時~17時30分


【場所】
國學院大學 渋谷キャンパス 学術メディアセンター棟 5階会議室06
http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access.html


【発表題目・発表者】
1.「現代日本の霊場における聖性の位相:南紀熊野地域を事例として」(仮)
天田 顕徳氏(筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻)

2.「巡礼ツーリズムにおける「経験」の解釈:サービスと宗教性の交叉的生成をめぐって」(仮)
門田 岳久氏(東京大学大学院総合文化研究科文化人類学研究室)


【その他】
研究会終了後、「渋谷駅前」で懇親会を予定しております。
連絡先:岡本 okamoto79@gmail.com

2009年12月11日金曜日

20091218@奈良県立大学

奈良県立大学 研究会例会

・日時
2009年12月18日(金) 15時から17時まで (予定)

・場所
奈良県立大学(近鉄・JR奈良駅より徒歩8分) 1号館 201教室

・題目
「社会構想としての観光の可能性」

奈良県立大学の研究季報『地域創造学研究 創刊号ならびにIII』に掲載された以下の論文

遠藤英樹「社会構想としての観光の可能性」第19巻第3号
安村克己「遠藤論文「社会構想としての観光の可能性」への問い」第20巻第1号
遠藤英樹「リプライ」第20巻第1号

をもとに、

報告者:遠藤英樹(奈良県立大学教授)
討論者:安村克己(奈良県立大学教授)
コーディネーター:堀野正人(奈良県立大学教授)

の三人が、トークセッションの形式をとります。

・その他
事前のお申し込みや参加料は不要です。

・連絡先
観光と社会・文化の研究会/事務局
atsc_nara@hotmail.co.jp

2009年11月8日日曜日

20091128@東京大学駒場キャンパス

第64回 現代人類学研究会

・テーマ
「場所・聖性・ツーリズム」

・日時
2009年11月28日(土) 14時~

・場所
東京大学 駒場キャンパス 14号館4階 407号室

・発表者
岡本亮輔(筑波大学大学院博士課程/学振特別研究員)
「ポスト世俗化の聖地巡礼:現代西欧キリスト教巡礼の事例」

浅川泰宏(埼玉県立大学講師)
「反聖地のトポロジー:「岬めぐりの遍路道」と事例として」

・コメンテーター
門田岳久(東京大学大学院博士課程)
鈴木涼太郎(相模女子大学専任講師)

・司会
土井清美(東京大学大学院博士課程)

・連絡先
gendaijinrui@gmail.com